石がお墓になる最初の一歩
原石からお墓の部材を、88インチ大口径カッターで切り出します。硬い石は最初の切り出しに誤差が生じてしまうとそれ以降の造形において、正確に直角を出し、目的の寸法で作っていくことが、とても困難になってしまいます。
轟音が響く荒々しく見える工程ですが、原石から0.5mm以下の誤差で正確な平滑面を作っていく、実に繊細なセッティングを時間をかけて行っています。
丁寧な磨きで、より堅牢なお墓へ
形を整えられた石は研磨工程に入ります。研磨されることで石は汚れが付着しにくくなり、耐久性と美観を兼ね備えた、私たちが扱いやすい素材へと変わっていきます。表面の状態に合わせた適切な番数の砥石を丁寧にかけることで堅牢な光沢面が出来、長い年月その状態を保つことが出来ます。
山口石材では手動の研磨機と、全自動研磨機を備えて、状態に合わせて加工しています。
穴あけや文字彫刻まで自社で加工することができます
自然の石がお墓となるための最終段階、文字彫刻や花立の穴あけなどの大切な工程に入ります。山口石材では、こうした作業もスピーディーかつ正確に出来るようにしております。お墓のリフォーム等、その場の状況に合わせた加工が必要な現場など、是非おまかせください。
また、石製品のちょっとした手直し、加工を加えることで新しい利便性が生まれるアイデア…私どもでは、お客様の自由なご要望にお応えすることもできます。例えば、石塔を磨き直しして再利用、撤去した棹石から文鎮を
お作りするなど、思い出を形にするお手伝いもしております。
